永久脱毛とは？仕組みやデメリットを解説

永久脱毛と聞くと、施術後に全く毛が生えてこなくなる脱毛を想像してしまいますが、
永久脱毛＝永久に毛が生えてこない脱毛というわけではありません。

永久脱毛とは一般的に、“発毛組織を破壊することにより、長期にわたり次の毛が生えない状態が続く脱毛”を指します。

実は日本には永久脱毛の厳密な定義がなく、脱毛クリニックの多くはアメリカの定義をベースに永久脱毛を説明しています。

FDA（アメリカ食品医薬品局） によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』と説明されており、

AEA（米国電気脱毛協会）によると、『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20％以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。

つまり、脱毛の施術後に新しく生えてくる毛が基準以下であること、毛が再生しない状態を長期間保っていることを永久脱毛と定義づけています。

永久脱毛をしても毛が生えてくる可能性があるということです。

・永久脱毛の仕組み
毛根(毛包）にある毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域に熱ダメージを与え、破壊することで永久脱毛が行えます。
永久脱毛では、毛の生えかわりの周期（毛周期）に合わせて脱毛を行う必要があります。
毛周期には成長期、退行期・休止期の３段階があり、成長期の毛に合わせて複数回脱毛を受けることで
永久脱毛を行えます。
１回の脱毛永久脱毛が完了するわけではありません。

・永久脱毛の効果
毛根(毛包）にある毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域が破壊されると、
理論上長期にわたって脱毛効果が期待できます。
毛が生えてきても、剛毛ではなく、細い毛質に変わっていることもあります。

上記で説明した通り、永久脱毛は毛乳頭や毛母細胞、バルジ領域などの発毛組織を破壊する医療行為となります。

つまり、永久脱毛が行えるのは医療脱毛クリニックや美容皮膚科などの医療機関のみとなります。

脱毛サロンでの光脱毛や、自宅で行うセルフ脱毛（家庭用光脱毛器）では発毛組織を壊すことはできず、
永久脱毛を行うことはできません。

サロンの脱毛やセルフ脱毛では、一時的な減毛・抑毛を行えます。

毛質や肌質には個人差があるため、永久脱毛にかかる回数や期間は様々です。

脱毛部位や脱毛機、希望の仕上がりなどによっても脱毛回数が異なることから「何回で永久脱毛できる」と断言することは難しいです。

医療脱毛クリニックには、5回のコースをベーシックプランとしているところが多く見られます。通う頻度は、約2ヶ月おきというクリニックが多いようです。

脱毛回数を重ねるにつれ、効果のあった発毛組織が破壊された毛は抜け落ちていき、毛周期のそろった毛が残ります。
毛の生え方により、さらに間隔を空けるよう指示される場合もあります。

・脱毛前の毛量に戻せない
永久脱毛は発毛組織を破壊するため、毛が再生することはほとんどなくなります。
VIO、もみあげ、うなじなど好みが変化しやすいパーツのため、慎重にデザインを決める必要があります。

・脱毛時の痛み
発毛組織を破壊する永久脱毛は、２つの脱毛法があり、どちらも施術の痛みを伴います。
ニードル脱毛は、毛穴にニードルを挿入し通電するため、痛みを感じやすいです。
医療レーザー脱毛は、熱による痛みを感じます。
痛みの感じ方は個人差があり、脱毛希望箇所によっても変わりますが、麻酔を使用しながら脱毛される方も多いです。

・高額な脱毛費用がかかる
永久脱毛の契約には高額な費用がかかります。脱毛代にプラスで麻酔代など、追加でかかる費用もあります。

1回で完了できる脱毛はありません。
永久脱毛を行うにはメリット・デメリットをしっかり把握し、何より自分が継続していけるかということも視野に入れて考える必要がありそうですね。

脱毛サロンでも永久脱毛に近い状態にすることは可能です。
脱毛サロンが取り扱っている、医療脱毛に比べると弱い光の脱毛法でも、回数を重ねることでほぼ自己処理が不要な状態にすることは可能です。
発毛組織を破壊するほどの強い光ではありませんが、同じ毛に何度もダメージを与えて徐々に毛根を弱らせていきます。
個人差はありますが、目安として12回～18回でほとんど毛の生えない状態にしていくことが出来ます。
痛みをほぼ感じずに、安価でツルスベ肌になれるのが最大のメリットです。

当店では、1回の照射から2週間、間隔をあけていただくと2回目の照射が可能です。
継続して通っていただき、6ヶ月～9ヶ月後目安に理想のお肌にしていきましょう！
当店での光脱毛で、永久脱毛に近い状態を目指していきませんか？